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推しへのあれこれ

シェンくんとムイちゃんという激萌えカップルを紹介したい

初めに言っておくとこの記事は現在ジャンプで好評連載中の「アンデッドアンラック」のネタバレ感想をめちゃくちゃ含む、一応布教を目的とした文章です。ネタバレ嫌な人は見ないでね!!

作品未読でネタバレOKな人向けの紹介文です。

なるべくネタバレしないように布教する文章を考えようかとも思ったんですが、自分の頭ではそれは無理でした。

さてこの作品、本当にとにかくおもしろい!!語彙がないのでうまく説明できないけど、1話の中に濃密すぎる情報量が詰まっており、しかしテンポよくサクサク進むので読みやすくておもしろい。コミックスは現在2巻まで発売中!今からでも追いつきやすい!

この記事ではその中でも特に自分が大好きなシェンくんという男と、その関係の推しカプを紹介したい。

シェンくん、2話で敵として登場したキャラなんですが、味方から「戦闘狂(バトルマニア)」と呼ばれ、かつ自ら「天下無双」を夢に掲げるというハチャメチャ好戦的な男の子です。最初は敵として登場したんですが色々あって主人公たちの味方になります。

好戦的ですけど冷静さを必要とされるところでは冷静な判断を下していて、別に喧嘩っ早いというわけでもないんですよね……。

割りと常にニコニコと笑っていて、けっこう表情豊かで、感情が表情に出やすいタイプなのかなと思ってます、自分は。

公式プロフィールでは年齢は「秘密」なんですが、顔はけっこう幼いようにも見えなくないけど体格はガチガチ筋肉質でしっかりしています。マジで年齢不詳すぎて何もわからない……いつか年齢を明かしてほしい……。

特技は「人のクセをすぐ見つけること」らしい。

言い忘れてたけどアンデッドアンラックはまあいわゆる能力バトルもの?なのかな?何かしらの特殊能力を持った人間たちがメインで展開されるストーリーです。

シェンくんも特殊能力を持っており、それが「目で見た相手に思ったこととは逆の行動をさせる」という能力。かつ、「対象の相手に好意を抱くことを条件に、シェンくん本人の意思とは関係なく強制的に発動する」というもの。

なので普段は好意を持っていると自覚している味方相手には視線を向けないようにしているという……。

自分がこの男の何に狂っているかって、まあ顔や性格がハチャメチャに好みっていうのもあるんですが、この能力と、シェンくんにとって唯一無二の部下の女の子の存在です。

「ユニオン」と呼ばれる特殊能力者を集めた組織が登場するんですが、シェンくんもその一員です。そして、組織の人間にはそれぞれ調査などを任せられる部下がいます。

シェンくんはただ1人、ムイちゃんという女の子だけを直属の部下として置いています。

ムイちゃん、過去にシェンくんに「命を救われた」ことがあり、シェンくんにお仕えしているとのことです。

最初はまあその辺りの関係がちょっと気になるなー程度に思っていたんです。「直属の部下がムイちゃんだけ」というのもコミックス2巻のオマケで触れられるまで知りませんでしたし、他にも似たような部下はいるのかなーとか思っていたんです。

けど違った。

ムイちゃんだけがシェンくんの唯一無二で特別なんですよ。他にも部下を持とうと思えば持てるのに、ムイちゃんだけを唯一の部下として置いているんですよ。

ムイちゃん、プロフィールによると「年齢は17、8くらい」とのことで、正確な年齢がわからないようです。

そんな女の子を直属の部下として側に置いていて、かつ、プロフィールによると「仕事のことだけでなく普段のズボラな私生活まですべてをカバーさせている」らしい。

それに、2人の仕事着?仕事中の制服?みたいなモノが、チャイナ風で「ほぼお揃い」のモノなんですね。「ほぼ」というのが、ムイちゃんの方は細かい意匠がハート型になっているという……。この制服はオーダーメイドのモノらしいのでシェンくんかムイちゃんどちらかの意思でそういう形にされたはずなんですよね。なんで???????ってなりますよね??????

そして極めつけが2人のプロフィールにある「好物」の項目でした。

シェンくんの好物は「ムイちゃんの手料理(特に小籠包)」

ムイちゃんの好物は「シェンと一緒に作った小籠包」

なんですって?!??!?!?!?!?ってなりません???????

ちなみにムイちゃんの「特技」は「美味しい健康食作り」

待ってほしい。

自分がこの2人にハチャメチャに狂うことになったのがここなんですよ。

コミックス2巻オマケで明かされた、この2人の絶妙な関係性が愛おしすぎて狂ってそのプロフィールが載ったコミックス2巻が発売された翌日にはぴくしぶに二次創作小説を投稿してました。

しかしその2人の関係性に狂わされるのはこれが序の口だったのです……。

コミックス2巻が発売した直後のジャンプ本誌。

あ、一応言っておくと自分はジャンプ本誌電子版定期購読勢です。

シェンくんとムイちゃん、2人は恐らく中国出身で、服装もチャイナ風、時々「謝謝」や「知道了」など中国語が出てくるキャラでした。

アンデッドアンラックの世界は自分たちが生きているこの現実世界とは異なる「常識」が多々あるようで、例えば「太陽と月と地球以外の『星』が存在しない(ゆえに曜日という概念がない)」などがありました。

そんな世界でもまあ言語に関してはどうやらこちらの世界と同じ「だった」ようなんですね。

アンデッドアンラックは、そんな世界の「常識」を塗り替えていくストーリーです。

神様的存在(?)から「課題」を受け、それをクリアすると「報酬」として、クリアできないと「罰」として世界の常識が改変されるようなルールが足されていきます。

その課題をクリアして貰った報酬の中に、「全世界言語統一」というものがありました。

文字通り全世界の言語が共通のモノにされるということ。全世界の言語は「英語」に統一され、特殊能力者以外はその通りに「記憶を改変」されたとのことでした。

どうやら特殊能力者たちはその改変の影響を受けないようです。

その「全世界言語統一」の確認作業を担当したのがシェンくんとムイちゃんでした。

母国語が英語ではなく、かつ能力者(改変の影響を受けない側)と非能力者(改変の影響を受ける側)という2人がちょうどよかったんでしょうかね。

そこでシェンくんは、中国語で「ムイちゃんの作った点心が喰いたい」などと発言しました。

もうその時点で普段の2人の関係性が伺えてハチャメチャかわいいんですが、が、肝心なのはその後!

ムイちゃんは、シェンくんが何を言ったのかまったく理解できない様子で、それまではシェンくん相手にはだいたいいつも中国語で「知道了」と返事をしていたのに、恐らくは英語で(まあマンガ上でのセリフは日本語なんですが)「了解しました」と返事をしました。

その返事を受けたシェンくんは、とても落ち込んだ様子を見せました。

普段いつもニコニコと笑っている印象が強い戦闘狂であるシェンくんにもそんな表情をする一面があるのか、と。

そんな人間らしい弱さを見せる瞬間があるのか、と!!

シェンくんにとってムイちゃんは共通の母国語を失ったことでそんなに落ち込むような特別な存在なのか、と!!

シェンくんからムイちゃんへの気持ちはどんなモノなのかと色々と考えを巡らせてめちゃくちゃガチ泣きしました。

ガチ泣きして狂ってツイッターやぴくしぶで検索をかけたりぴくしぶに二次創作小説を投稿しまくったりしました。コミックス2巻発売からその直後のジャンプが発売されてからのまあ約10日間くらい?ほぼ毎日1作くらいぴくしぶに掌編小説を投稿するという狂ったことをしていました。

ツイッターとかで色んな人の色んな解釈を見ては泣き、ぴくしぶで他の人の二次創作小説を読んでは泣き、そんな毎日でした。

それでもまあさすがにまあ次週のジャンプが発売される頃には落ち着いてたんです……が。

先日、アンデッドアンラックが「次に来るマンガ大賞にノミネートされた」とのことで公式アカウントから作者さん直筆マンガでのお礼メッセージが投稿されまして。

その中でシェンくんは「謝謝!」と中国語で、ムイちゃんはカタコトで「シェイシェイ!」と発言していました。

英語以外の言語が存在しないものとなった世界で、シェンくんは改変の影響を受けていないので中国語を発するのは当然なんですが、改変されて中国語に関する記憶を失ったはずのムイちゃんがカタコトで「シェイシェイ!」と発言していたんですよ。

これはつまり恐らくはシェンくんが言語統一改変後にムイちゃんに中国語を改めて教えたということ……!!

まあーーーーーーーー、狂いますよね。思わずツイッターで検索してみたらそれはそれはまあ大騒ぎでしたよ。

一体どういう流れでムイちゃんに中国語を教えることになったのか。シェンくんはどんな気持ちでムイちゃんに中国語を教えたのか。

色んな人の色んな解釈が飛び交っていておもしろかったですね……ええ、本当に最高でした……。

最高すぎて自分は狂ったようにぴくしぶにその「シェイシェイ」発言を元にイメージを膨らませた掌編小説を2作ほど投稿していました。

……結局なにを言いたいのかまとまらなくなってきたような気がしますが。

そんなこんなで自分はこの2人の関係性にめちゃくちゃ狂わされているんですよっていうことです。

もちろんその2人以外にも魅力的なキャラクターが多々存在しますし、他のキャラクターの関係性もハチャメチャにおもしろいです。何より主人公たち2人の関係性がハチャメチャに最高なんですよね。

どうか1人でも多くの人の目に触れて興味を持ってもらいたいなぁ、という気持ちでこの文章を書いたんですが、魅力をちゃんと伝えきれたのかわかりません……。

ここまで読んでくれた人がいたらありがとうございました!

それでは。